SmartHacks DataBankでは、2018年1月より、Amazon Echo、Google Homeで使える全てのスキルを登録・ご紹介して参りました。10月現在、日本のスキル数は、Amazon・Google・LINEを合わせ2,000以上となり、「特定のスキルを認知させることが難しい」と言われ始めているようです。
良質なスキルが認知されないことは、開発者様にとっても、スマートスピーカーのユーザー様に撮っても損失だと思います。
そこで、SmartHacks DataBankでは、特定のスキルをプロモーションするお手伝いを始めることに致しました。このページでは、スキルのプロモーションや認知拡大に関してご紹介していますので、ご興味ある方はぜひご覧ください。
スマートスピーカー・音声アシスタントを取り巻く状況
スマートスピーカーは、2014年11月にアメリカでの発売を皮切りに年々利用者を増やしています。2018年末には、全世界で1億台のスマートスピーカーが使われるそうです。
アクセンチュア社の発表によると、日本では約16%がスマートスピーカーを使っているとのことで、いよいよ音声サービスが一般化する流れになってきたと言えます。
スマートスピーカー対応スキルは戦国時代を迎える
ご存知のように、スマートスピーカーには、「スキル」と呼ばれる拡張機能があります。スキルは、スマホで言う所のアプリのような存在ですね。
冒頭にもご紹介した通り、スキルは日本だけでも2,000個を超え、スマートスピーカーユーザーは特定のスキルを認知するのが非常に難しい状況になってきました。
スキルを使ってもらうメリット:愛着の創出
しかしながら、スキルの認知に成功し、継続的に使ってもらえるとしたら、大きなメリットがあります。その最大のメリットとは「企業・ブランドへの信頼性」が強化され愛着が生まれる点です。
企業・ブランドへの信頼性が強まると、顧客の来店が頻繁になったり、継続的に商品を購入したり、といった消費行動の創出につながり、売上が維持・継続されます。つまり、企業の継続性が高まります。
また、企業・ブランドへの愛着が生まれる理由は、スマートスピーカーが新しい顧客接点を作り、強化するデバイスだからです。スマホやパソコンと違い、音声で操作するデバイスであるスマートスピーカーは、既存の媒体では、あまり使われてこなかった音声という部分で顧客との新しい接点となりました。
顧客の要望に声で応答する音声アシスタントという特性自体がユーザーの親しみを作り出しています。この新しいユーザーとの接点を活かして、サービスを利用してもらうことに成功できれば、顧客が特定の企業やブランドに親しみや愛着を持つのは明白です。
ローソン社の事例 既存資産活用で手軽にシンプルに顧客接点強化
2018年10月のAdTechTokyoにて、スマートスピーカーに関するトークセッション「”顧客接点”が変わる!スマートスピーカー/音声UIがもたらすデジタル社会の進化」が行われました。インターネット広告代理店最大手オプトのCTO・平岩二郎氏がローソン社のスキルを事例に、顧客接点強化とファン育成について触れていらっしゃいます。
ローソン社は、店舗で流れているオリジナルラジオ(店内放送)を再生するというだけのシンプルなローソン社ラジオスキルをリリースしています。平岩二郎氏曰く「すでにある資産を手軽に活用して、ローソン社をよく使うユーザーがよりローソン社に親しみを持つようになる」と述べていらっしゃいます。
オリジナルコンテンツをスキル化するだけで、ファンが会社やブランドをさらに好きになってくれるのであれば、挑戦しない手はありません。
スマスピ/音声UIのイイ事例紹介
「既存資産活用」「キャラ立ち」「シンプル」
コミュニケーション目的の企業アプリとしてお手本!
オプトのCTO平岩さん@hiraiva のおすすめ#adtechtokyo pic.twitter.com/xdTivJQ8BY— スマモト / SmartHacks (@TakeruY1206) 2018年10月10日
他にも、タクシーを呼べる機能や牛丼を注文できるスキルによって、実際に注文が入るようになった事例も発表されています。
スキルを継続利用してもらうための3つの課題
ユーザーにスキルを使ってもらうメリットをご紹介しましたが、2018年10月現在、特定のスキルをユーザーに利用してもらうこと、特に継続利用してもらうことは非常に難しいです。スキルの継続利用には以下の3つの課題を超えなければなりません。
- スキルをユーザーにリーチする・認知してもらう
- ユーザーにスキルの使い方・使う理由を伝える
- スキルの品質を高め、高い顧客満足を獲得する
一つずつご紹介します。
»スキルをユーザーにリーチする・認知してもらう
日本のスマートスピーカー保有率は2018年時点で16%と言われており、今後の拡大が予想されていますが、一家に一台スマートスピーカーがある未来はもう少し先のようです。その為、スマートスピーカーを持っている人に的を絞ってリーチすることは容易ではありません。
また、スキル数が日に日に増えている為、せっかく良質なスキルをリリースしたとしても、多すぎるスキルの中に埋もれてしまいユーザーにリーチすることが難しい実情があります。
その点、当サービスはスマートスピーカーに特化したポータルサービスです。読者の多くはスマートスピーカーを既に持っているか検討中の方が大半です。つまり、スマートスピーカーオーナーに的を絞ってリーチできる数少ない媒体と言えます。
»ユーザーにスキルの使い方・使う理由を伝える
仮に、スマートスピーカーユーザーに特定のスキルをリーチできたとしても、スキルの起動方法や使う理由を魅力的に伝えなければ、使っていただけません。これはスキルに限った話ではなく、どんな商品でも同じことです。
また、スキルの特性上、音声でのやりとりがメインです。残念ながら、AmazonやGoogleのスキルストアではテキストによる説明が一般的で、音声のやりとりが可視化されていません。動画を使った魅力的な表現も皆無です。これではユーザーにスキルを使うモチベーションが生まれません。
これらの課題に対し、当DataBankでは、スキル起動時の動画や音声の応答シナリオを可視化することでユーザーにリアルなスキルの魅力を発信できます。
»スキルの品質を高め、高い顧客満足を獲得する
スキルの品質が高いとは、ユーザーの期待に対し、適切な応答が出来る状態のことです。音声でのやりとりがメインとなるスキルは、非常に簡素な命令をスピーディに実行しなければなりません。またユーザーとのやりとりが自然であることも重要です。
これらを高めるには、サービス作りの初期からユーザーベースで考え、利用状況に応じて改善し続けることが欠かせません。
スキル認知度を高め、使い方を伝えるスキルプロモーション・スキルPR
SmartHacks DataBankでは、スキルの活用を進める企業様、開発者様のプロモーションをお手伝いする施策「スキルPR」をご提案しています。
スキルPRとは?
スキルPRとは、スマートスピーカーを保有するユーザーに対し、特定スキルをリーチするための広告施策です。
スキルPRの活用場面
すでにご説明しているように、スキルを継続的に利用してもらうには、3つの課題があります。スキルPRは、「スキルの認知」と「使う理由を伝える」の2つの場面で効果的な施策です。
スキルPRの実績
次に、スキルPRの実績をご紹介いたします。
実際にAlexaスキルとGoogle Home対応アプリにて同一サービスをリリースされている企業様に、スキルPRを1ヶ月間ご利用いただきました。
- 期間:1ヶ月間
- スキルPRご活用:Google Home対応アプリ
- スキルPRご利用なし:Alexaスキル
結果は以下のようになりました。

同一スキルの”スキルPR”を活用した場合としていない場合のPV比較
1ヶ月間の合計PV | |
---|---|
スキルPRを使ったGoogleHome対応アプリ | 797PV |
スキルPRを使っていないAlexaスキル | 158PV |
スキルPRを活用した方が、活用していない場合に比べ、約5倍のユーザー閲覧に成功しました。
少なくとも500回以上のスキル起動に貢献できたのではないでしょうか。
推薦の声

待ってました!SmartHacks DataBank はスマートスピーカー業界を牽引してきた情報サイト。スマスピユーザーがホットな状態で訪れるこのサイトほど、音声スキルをPRするのにふさわしい場所はないでしょう。数が多くて埋もれてしまいやすいスキルだからこそ、コンスタントな露出が重要。でもピンポイントでユーザーの心をつかめる媒体って今までなかった。DataBankならそれを可能にしてくれますね。このサービスに期待してます!
コバヤシトール
VoiceApp Lab 主宰。KANTETSU WORKS 代表。

SmartHacks DataBankは、スキルを的確なターゲットにPRできる数少ないサイトです!様々なメディアがありますが、「スマートスピーカー所有者」に絞ってスキルをPRできるサイトはなかなか見つかりませんでした。スマートスピーカーはまだまだ市場が未成熟で黎明期ですが、今後、DataBankが多くのスキルの認知度を高めていくプラットフォームになっていくと思います。埋もれていた良質なスキルがDataBankを通して多くの人に使われるようになり、市場がさらに盛り上がっていくのを楽しみにしています!
大島翼
Yahoo! Japan エンジニア
スキルPRの価格:5万円/月〜
スキルPRの基本価格は以下の通りです。
タイプ | 内容 | 価格/月 |
---|---|---|
スキルPR上位表示 | Amazon Echoカテゴリ対応 | 5万円(税別)〜 |
スキルPR上位表示 | Google Homeカテゴリ対応 | 5万円(税別)〜 |
スキルPRバナー | 全ページ対応 | 20万円(税別)〜 |
まとめ:スマートスピーカーオーナーに的を絞ったプロモーションが可能
ここまで、スキルPRについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。まとめると以下のような特徴を持つプロモーション施策です。
- 「スキルの認知」と「使う理由を伝える」の2つの場面で効果的な施策
- プロモーションを行うと、行わない時に比べ数倍のユーザーにリーチできる
- 価格は月額5万円から利用できる
つまり、スキルPRはスマートスピーカーを使っているユーザーに的を絞ってプロモーションできる広告施策です。皆様のスキルを認知させる方法としてぜひ一度ご検討なさってみて下さい。
スキルPRについてのお問い合わせ
正直、今のスマートスピーカー対応スキルの世界は玉石混交で、良質なスキルが膨大な数のスキルの中に埋もれてしまっています。ユーザーに喜ばれるようなスキルの認知拡大のお手伝いをさせていただければこんなに嬉しいことはありません。お気軽にお問い合わせ下さい。
スキル開発を検討中の方はこちらも参考にしてみて下さい。