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Google Home とGoogle Home mini の違いは?音質を比較してみた

Google Home とGoogle Home Miniのどちらを購入しようか迷われている方へ。

「Google HomeとGoogle Home Miniの違いって何なの?」と思われる方は多いと思います。

結論から言うと、大きな違いは音関係(スピーカー、マイク)にあります。

「それぞれ値段は違うけど、音質の違いはどの程度なの?」という疑問を解消するために、Google Home とGoogle Home Miniの両方を使ってみて、スピーカーとしての音質の違いに絞った比較をしてみました。

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Google Home とGoogle Home Miniの違い

まず、Google Home とGoogle Home Miniで「出来ること」に違いは無いです。例えば「HomeではSpotifyが聴けるけど、Miniでは聴けない」等といったことはありません。

Google Home とGoogle Home Miniの外観の違いを見てみましょう▼

左がGoogle Homeで右がGoogle Home Miniです。

また給電ポートも異なり、Google Homeが付属のDC電源ジャックを必要するのに対し、Google Home MiniはマイクロUSBで駆動します。なのでGoogle Home Miniの方はモバイルバッテリーやPCからも給電が簡単な為、持ち運びに対するハードルは低いです。

外側の違いは以上です。

その他のGoogle Home とGoogle Home Miniの違いを一覧でまとめてみました。

Google Home Google Home Mini
価格 14,000円 6,000円
サイズ W:96.4 mm
H:142.8 mm
W:98mm
H:42mm
本体重量 477g 173g
電源ケーブル 1.8m 1.5m
カラーバリエーション ホワイト チョーク、チャコール、コーラル

そして、両者の一番の違いはスピーカーとマイクのスペックの違いです。

なので、以下からスピーカーの音質の違いについてレビューしていきます。

Google Homeのスピーカーのスペック

Google Homeの公式HPによるスピーカーに関する技術詳細には以下のように紹介されています。

2 インチ ドライバ、2 インチ デュアル パッシブ ラジエーター搭載のハイ エクスカーション スピーカー
Google Homeの技術仕様

40 mm ドライバー採用 360 サウンド
Google Home Miniの技術仕様

わかりにくいですね(笑)

「スピーカーの大きさと数が違うのかな」といった推測はできますが、オーディオに明るくない限り、専門用語が並んでいて詳しい意味は把握できないと思います。

一番の違いは「Google HomeはGoogme Home Miniより中低音が出る」ということになります。

以下、それぞれの専門用語が何を意味しているのかを簡単に解説します。「常識でしょこんなの~」という方は読み飛ばしていただいて大丈夫です。

ドライバとは?

ドライバとは、スピーカーから実際音が出ている部分です。

大きいドライバほど低音を出すのが得意で、高音は苦手です。なので、一般的にスピーカーは低音用や高音用など複数のユニットに分かれています

Google Homeのドライバは、Google Home Miniのドライバより口径が大きいため、低音が得意ということですね。

パッシブラジエーターとは?

パッシブラジエーターとは、電磁気回路のない、振動板だけのユニットのことです。

「パッシブ」は「受け身」、「ラジエーター」はここでは「ドライバ」と同義です。

つまり、パッシブラジエーターは、電磁気回路を通さずスピーカーの内部に響いている音波を利用しているドライバのことです。一般には低音域の音波を増幅させる働きがあります。

Google Homeは低音を増幅させるパッシブラジエーターが2基搭載されている分、Miniより低音が出しやすいということですね。

ハイエクスカーションとは?

エクスカーションとは、ユニットの揺れ幅のことです。

音を出しているスピーカーは、音に合わせて動いているようなイメージがあると思いますが、あの動いている幅のことをエクスカーションといいます。

エクスカーションは「70mm」などの単位で表しますが、揺れ幅が大きいほど迫力のある低音が出ると考えてください。

ここまでで、スペック上では「Google HomeはMiniより低音が出そう」ということがわかりました。以下からは、実際にいくつかの楽曲をそれぞれのスピーカーで再生してみて、自分の主観を交えた感想を述べていきたいと思います。

Google HomeとGoogle Home Miniを聴き比べてみた

音楽のジャンルによって「一般的に強調されている音色」や「聞こえてきてほしい楽器」が異なると思います。

その辺りに注目しつつ、Google HomeとGoogle Home Miniの違いを比較してみました。

ロック・ポップスを聴いた印象


Nirvanaの『Smells Like Teen Spirit』を聴いてみました。

Google Homeの場合

中低音は出ていますが、迫力があるかと聞かれれば「そうでもない」という感じです。90年代のグランジ、オルタナは音がショボくて切なくなりました。

中低音がもともと強調されているようなダンスチューンや80年代サウンドとの相性は良かったです。総じてドラムのシンバルや、タムの存在感が薄く感じます。

Google Home Miniの場合

とにかくドラムのシンバルがシャリシャリです。ベースはSAGA佐賀でお馴染みのはなわさんみたいな音になります。

ジャズを聴いた印象


Sonny Rollinsの『Tenor Madness』を聴いてみました。

Google Homeの場合

ロックポップスと違い、分厚い感じの中低音という感じではありませんが、何となくキレがなくモコモコしてます。ドラムのスネアが特にモコモコしています。

Google Home Miniの場合

リード楽器は聞こえるので、BGMとしてならOKだと思います。ただ、ベースはすごく遠くにいます。ドラムにも立体感がなくシンバルレガートはシャリシャリしています。

クラシックを聴いた印象


クラシック部門では、動画撮影のタイミングで同じ曲は再生できませんでした。

Google Homeはワーグナーの『ワルキューレの騎行』を、Google Home Miniはヴェルデイの『レクイエム(怒りの日)』を聴いてみました。

Google Homeの場合

ギュッとした、音のレンジの狭さを感じます。ただ、想像していたよりマシな印象でした。

Google Home Miniの場合

どの楽器も全体的に遠くの方に感じます。音の分離が悪く、弦楽器は特に輪郭が感じづらいです。

小さい音量と大きい音量での違い

  • Google Home:昔のラジカセ風というか、音がジャリジャリした感じになります。
  • Google Home Mini:音量を上げても割れたりはしませんが、迫力の無さ、残念な部分が強調される感じです。

音質をより良くするためには?

Google Homeに話しかけて再生してくれる機能は便利だけど、音質には断固として満足できないという方へ。Google Homeを使いながら、音質を改善する案をいくつか考えてみました。

Google Home Maxを待つ

Google Home Maxは、Google Homeのスピーカーの音質を更にパワーアップさせた商品です。日本では未発売ですが、アメリカでは既に発売されています。

Google Home Maxについては日本でも発売次第、記事を書きたいと思います。

別のスピーカーに飛ばす

Google Home自体の音質をあげることは放棄して、Google Homeに命令して、他のスピーカーから再生する方法です。

「OK,Google. 〇〇から音楽を再生して」と命令することで、Wi-FiやBluetoothに対応した別のスピーカーから再生してくれます。

この場合Google Homeのマイク機能しか使わないので、Google Home Miniで十分ですね。

インシュレーターを導入する

インシュレーターとは、スピーカーの底面とスピーカーを置く場所の間で、振動を調整する土台となる器具のことです。

音波と振動は密接な関係にあります。スピーカーの底面が直接平面と接している場合、スピーカーから出た音は反射しますし、平面とスピーカー相互の振動によっても音色が変わってきます。

各メーカーから様々な商品が販売されていますが、安いものなら90円で手に入ります。

今回お試しで使うのは10円玉×3枚×3枚です(笑)

古典的な方法ではあるのですが、実際に結構効果がありました。

「インシュレーターに柔らかいものを使えば、音も柔らかく、硬いものを使えば、音が引き締まる」と言われていますが、Google Home、Google Home Mini共に、モコモコした部分がすっきりして聴きやすくなりました。

特に、中低音が強めに感じるGoogle Homeの方は大分スッキリする印象です。せっかくの洗練されたデザインを台無しにはしてしまうところは難点ですね。

ちなみに、同じく古典的なお手製インシュレーターの手法である「5円玉+ビー玉」という手法も試しましたが、Google Home、Google Home Mini共に、ほとんど効果は感じられませんでした(笑)

結論:Google Home Miniで十分

値段に対する音質は、お世辞にも良いとは言えないです。純粋なスピーカーとしてだけ考えると、コスパが高過ぎて話にならないと思います。

あくまでBGM用と割り切りつつ、一般的な日本の部屋の広さで使うならGoogle Home Miniで十分だと思いました

SmartHacks Magazine 編集部

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