【初心者向け解説②】スマートスピーカーって何?購入前に知っておきたいこと
目次
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スマートスピーカー購入前に
テレビCMで見る機会も多くなってきたスマートスピーカー。CMでは、スマートに使いこなしているように見えますが、スマートスピーカーってどういうものなのでしょうか?基本を解説します。
スマートスピーカーって何ができるの?
口頭で話しかけると、答えてくれます。
「おはよう」「今日の天気は?」「今、何時?」「織田信長って誰?」など話しかけると答えてくれます。
「音楽をかけて」の一言で音楽もかけてくれます。
ちなみに、こんな風に話しかけることを「音声コマンド」といいます。
スマートスピーカーは音声で応答してくれるだけでなく、照明のオン/オフをしたり、ルンバを動かしたりもできます。ただ、家電を操作するには事前にスマートスピーカーに対応している製品を購入して、スマートスピーカーと繋ぐという下準備が必要です。スマートスピーカーさえ買えば、家電操作ができるわけではないので気をつけてくださいね。
どれを買ったらいいの?
どのスマートスピーカーを購入したらいいのでしょうか。比べてみましょう。
AIの種類は3種類
人間が「今日の天気は?」と話しかけたらスマートスピーカーが答えてくれるのは、スマートスピーカーがAI(人工知能)とつながっているからです。
AIは、スマートスピーカーの中に入っているわけではなく、クラウド(インターネット)上にあります。各ユーザーが、スマートスピーカーと喋ると、その内容がこのクラウド上のAIにデータとして蓄積されます。たくさんのデータが蓄積されるほど、AIは賢くなっていきますよ。
代表的なAIは、次の3つです。
・Google Assistant(Google Home、Google Home mini)
・Amazon Alexa(Amazon Echo、Amazon Echo Plus、Amazon Echo Dot)
・CLOVA(Clova Wave、Clova Friends)
ちなみに、iPhoneに入っているSiriもクラウド上にあるAIです。AppleもHomePodというスマートスピーカーを発売する予定ですね。そうしたら、それはSiriとつながったスピーカーになります。
日本で発売している主なスマートスピーカー
今、日本で発売されているメジャーなスマートスピーカーは、次の3つのメーカーから出されている商品です。
・Amazonが出しているEchoシリーズ
・Googleが出しているGoogle Homeシリーズ
・LINEのCLOVAが出しているCLOVAシリーズ
スマートスピーカーについてもっとくわしく知りたい方はこちらをご覧ください▼
Amazon Echo/Google Home/CLOVAで何が違うの?
さきほどAIの種類について紹介しましたが、人工知能も人間と同じように得意なことと苦手なことが、それぞれあります。そうした個性がスマートスピーカーの違いと言えるかもしれません。
たとえば、EchoシリーズとGoogle Homeシリーズは、アメリカで開発されたものなのでAIも英語が得意です。それに対して、日本のLINEと韓国のNAVERが開発したCLOVAは英語が苦手。その代わり、日本語が上手です。3つの中では一番、日本語らしい発音が得意なのではないでしょうか?
こうした違いもありますし、EchoシリーズならAmazonでショッピングができたり、Google Homeシリーズだったら、TVと連携させるとGoogleの関連会社であるYouTubeで動画を観ることができます。CLOVAの特徴は、なんといってもLINEでメッセージが送れたり、LINE無料通話ができることでしょう。開発元会社の強みがスマートスピーカーにも反映され、それぞれの違いになっています。
ただ細かい違いはあるにせよ、大雑把にいうとEchoシリーズとGoogle Homeシリーズができることは比較的似ていますし、スマホでいうアプリのようなものが何百とあるのでできることもたくさんあります。その点、CLOVAは、アプリのようなものはないので、できることが少なめです。ですが、無料通話や童話が聞けるなど、他にはない機能がついています。
簡単に比較することは難しいのですが、さまざまな理由で個性が出ているので、ご自分の生活にあったものを購入してください。
Amazon EchoとGoogle Homeの違いについては、以下の記事がオススメです。
音質の差を知りたい人は以下の記事を読んで下さい。
こちらの記事では、Amazon Echoシリーズの音質の違いをまとめした。
Google HomeとGoogle Home Miniの音質を比較しました。
今、新しいスピーカーが増えています
さらに今も新しいタイプのスマートスピーカーが増えています。
たとえば、SONYが発売したスピーカーは、スピーカー自体はSONYが作っていますが、搭載しているAIはGoogle Homeです。ONKYOが発売したスピーカーは、音質がとてもいいのが売りですが、こちらもAIはGoogle Homeです。
クラジオというメーカーが出したスピーカーは、Amazon Alexaを搭載していますが、タッチパネルがついたスピーカーになっています。
このようにAIは大手のものを搭載しながらも、各社の技術を生かしたスピーカーも発売されるようになりました。ますます選択肢の幅が広がりますね。
くわしく知りたい方は、こちらをご覧ください▼
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