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Appleは既にスマートスピーカー市場で敗れている~ Home Podはサードパーティーとの連携が少ない~

米国で昨日(現地時間2018年2月9日)AppleのスマートスピーカーHome Podが発売されました。発売を受けて、さまざまなレビューが出ていますが、スイスのIMD(国際経営開発研究所)のベティナ・ブッチェル教授は、THE CONVERSATIONで「アップルはすでにスマートスピーカーにおける競争で敗れたのかもしれない」と、スマートスピーカー市場におけるAppleの負けを予想しています。

その理由として、サードパティとの連携が非常に少ないからと指摘しています。

アメリカではAmazon Alexaは2万5000以上のスキルが公開されています。もうすぐWindows PCでも使用可能になります。

Google Homeは、Googleアカウントと連携してカレンダーを確認したり、リマインダーを管理したりすることができます。Android携帯ともiOS端末ともリンクしています。

Microsoftが開発しているAI音声アシスタント「Cortana」は、エレクトロニクスメーカーのHarman Kardonと提携してInvokeというスピーカーに搭載されています。こちらもSkypeができたり、カレンダーを確認することができます。Cortanaは、あらゆるオフィスで使われているWindowsPCにも搭載されており、AndroidやiOSでもダウンロードできます。

それに比べてHome Podは、現時点では出来ることが非常に少ないです。

さらに、AppleのHome Podをコントロールできるデバイスは、Apple製品だけです。他のAI音声アシスタントがさまざまな端末でダウンロードできるのに比べて、サードパーティがSiriと連携しようとしたら、Apple専用のプラットフォーム製品をカスタム開発しなければなりません。

Appleは音質へのこだわりだけで消費者に訴えようとしていますが、閉ざされたシステムにAppleが固執すれば負けることになるのではないか、というのが教授の主張です。

日本では「Appleが出したスピーカー」というだけで売れそうですが、米国ではGoogle HomeやAmazon Alexaで出来ることが多い分、よりHome Podの弱点が目立つのかもしれません。SmartHacksではアメリカ支部にHome Podが届き次第、何が出来るのか実際に使ってみてその様子をレポートします。

SmartHacks Magazine 編集部

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