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【初心者向け】スマートスピーカー対応アプリ(スキル)の開発環境3社を比較&まとめ

スマートスピーカーのアプリを開発してみたいけど、「アプリでどんなことができるの?」「Amazon, Google, LINEのどれから始めたらいいの?」などの疑問をお持ちの方も多いいと思います。

この記事では、各社プラットフォームの開発環境の違いや、特徴などをご紹介します。

「スマートスピーカーで何か作ってみたいけど、何から始めたらいいのか?」とお悩みの方は参考にしてみてください。

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スマートスピーカー対応アプリ(スキル)の種類は大きく3つ

まず、スマートスピーカーでか作ってみたいという人は、スマートスピーカー対応アプリを作ることをオススメします。

スマートスピーカー対応アプリは、スマホで言う所のアプリと概念は同じです。詳しく知りたい方はコチラを参考にしてみて下さい。

アプリには大まかに3種類あります。パイオニアであるAmazon社が「スキル」と呼び始めたことから、スマートスピーカー対応アプリは開発者を中心に「スキル」と呼ばれています。

タイプ 内容 備考
①カスタムスキル  オリジナル企画型 入門者にオススメ
②スマートホームスキル 家電操作型。 ハードウェアとの連携
③フラッシュブリーフィングスキル ニュース型。 ニュース読み上げ、(2018年8月現在)LINE社では不可

入門者には、①カスタムスキルがオススメです。その理由は、何もなしで始められる為です。

一方でスマートホームスキルの場合は、連携するハードウェアが必要で、ニュースの場合は読み上げるコンテンツ(メディア)が必要です。ハードウェアやコンテンツを持っていない人は、カスタムスキルの作成からチャレンジしてみましょう。

スマートスピーカー対応アプリ(スキル)の開発における共通点

各社の開発における共通点を2点ご紹介します。

共通点①「音声認識」と「自然言語処理」が標準で用意されている

Amazon、Google、LINE3社の各プラットフォームに共通するのが、「音声認識」と「自然言語処理」が標準で用意されている点です。

私たちサードパーティーの開発者は、それ以外の部分をやればよいことです。

スマートスピーカーが出る以前は、音声での応答サービスを作るために、音声認識と自然言語処理を自前で用意する必要がありましたが、これを各社が提供してくれています。

その為、サードパーティーが注力するのは、ユーザーの発話を定義し、ユーザーが発話した内容をもとに音声アシスタントに何を言わせるかの処理の部分のみです。

共通点②開発言語はNode.js(JavaScript)が主流

スマートスピーカー対応アプリを開発していく場合、開発言語はNode.js(JavaScript)が主流です。

Node.jsが主流な理由は、音声サービスの実装にもっとも向いているからと言われています。

ただし、Node.jsがよく利用されている一方で、対話モデルを実行できさえすれば、他の言語も使用できます。Node.js以外の言語で利用されているものを以下の表にまとめました。

Alexaスキル Python
Google Assistantアプリ Python
Clovaスキル Swift、kotlin

それでは、各社の開発環境、特徴について触れていきます。

Amazon Echo対応Alexaスキルの開発


Amazonが販売しているスマートスピーカーは、Amazon Echoと呼ばれ、搭載の音声アシスタントは「Alexa(アレクサ)」です。

また、Alexaを介したサードパーティーが開発した拡張機能を「スキル」と呼びます。

{A}開発環境

Alexaスキルは、Alexa Skills Kit Developer Centerと呼ばれる開発環境内で対話モデルを作成します。

Alexa Skills Kit(ASK・アスクもしくはエーエスケー)では、スキルの名前やユーザーの発話などが定義でき、Alexaに喋らす内容や裏側での処理を作成していきます。

まず初めに、ユーザーが喋った内容をAlexaが認識できるようにします。次に、その認識を元に、Alexaに喋らせる内容(対話モデル)を実装していきます。

Alexaの場合、エンドポイントにはAWS Lambda(ラムダ)が多く使われています。同じくAmazonが提供するクラウドサービスの一つということもあってAlexaとの連携が容易です。

もちろん、Lambda以外に独自のサーバーをエンドポイントとして利用出来ます。

{A}開発ドキュメント一覧

Alexaの開発を始めるなら、公式ブログのチュートリアルが最もわかりやすくてオススメです。以下にリンクをまとめておきます。

{A}今後の見所

Alexaは現在(2018/8/10)、日本で唯一画面付きのスマートスピーカー・Amazon Echo Spotを発売しています。画面付きの利点を生かしてのスキル開発が可能なので、幅広いスキルの開発に期待です。

Google Home対応Google Assistantアプリの開発


Googleが公式で販売しているスマートスピーカーはGoogleHome、GoogleHomeMiniです。それらに搭載された音声アシスタントが「Google Assistant」です。

そして、Google Assistantにおけるサードパーティーが開発したアプリのことを「アクション」と呼びます。

{G}作成環境

Google Assistantの場合、Dialogflow(ダイアログフロウ)と呼ばれる開発環境を用いて、アクションを作成します。

Dialogflowでは、アクションの名前やユーザーの発話などを定義していくことで、Google Assistantに喋らせる内容や裏の処理を作成できます。

上記を定義することで、ユーザーが喋った内容をGoogle Assistantが認識してくれるようになります。次に、その認識を元にGoogle Assistantに喋らせる内容を実装します。

どちらも、Dialogflowで実装可能です。

エンドポイントに関しては、Googleのクラウドサービスを活用してもよいですし、独自のサーバーを用いることも可能です。

{G}開発ドキュメント一覧

Google Home対応Google Assistantアプリ開発を始めるには、、以下の記事が参考になると思います。
Dialogflow入門|Qiita

{G}今後の見所

Google Assistantの特徴は、アンドロイドスマホを初め、iPhoneやGoogle Homeといったデバイスで多く使われているという点です。Google Assistantを使えるスマホは、世界中で5億台以上あると言われており、スマホとスマートスピーカーの両デバイスでのシームレスなアプリ開発に期待です。

LINE Clova対応Clovaスキルの開発


LINEが販売するスマートスピーカーは、Clova WAVE、Clova friends、Clova friends miniなどがあります。それらの、中に入っている音声アシスタントの名前が「Clova」です。

さらに、Clovaにおけるサードパーティーが開発したアプリのことをAlexaと同様に「スキル」と呼びます。

{C}開発環境

Clova Developer Centerにてスキルを作成できます。ここでは、スキルの名前やユーザーの発話などを定義していきます。

また、Clovaに喋らせる内容や裏側の処理を作成します。

ここまでで、ユーザーが喋った内容をClovaは認識してくれますが、その認識を元にClovaに喋らす内容を実装する必要があります。

Clovaの場合、Amazon、Googleと違い独自のクラウドサービスがありません。その為、herokuなどのサービスを使ってエンドポイントを用意する必要があります。

{C}開発ドキュメント一覧

Clovaの開発を始めるには公式のチュートリアルがオススメです。
Clova Extention Kit(CEK・シーイーケー)チュートリアル|LINE

{C}今後の見所

Clovaは、LINE社の音声アシスタントということもあり、LINE(MessagingAPI)との連携が簡単にできます。これは、LINEならではの強みですね。

この機能を使ったチャットへの通知など、LINEとの連携に期待です。

まとめ:スマートスピーカー対応アプリを始めてみたい人はAlexaスキルから挑戦してみよう

スマートスピーカー対応アプリ初心者の方なら、まずはAlexaスキルの開発から始めてみるのがオススメです。

理由は、Alexaスキルは開発のためのドキュメントが公式のものから個人開発者のものまで整っていて、困ったことがあったとしてもググればおそらくなんとかなるからです。

また、独自のサーバーを立てることなく、Amazonのサービスのみで完結できます。プログラミングが苦手という方は、プログラミングなしでスキルを作れるsotrylineというサービスもあります。ぜひ試してみてください。

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SmartHacks Magazine 編集部

スマートスピーカーで遊ぶ集団。

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